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EX工法【概要】

概要

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EX工法は本管および取付け管の改築および修繕をおこなう更生技術です。下水道管材として長年実績のある硬質塩化ビニル樹脂のパイプを蒸気と熱風により加熱・軟化させ、蒸気を通した状態でマンホールより既設管内に連続的に引き込みます。引き込み後、パイプ内の蒸気圧を上げ、更に加熱・軟化させたのち、徐々に加圧することでパイプを拡径させ既設管内面に密着させます。密着させた状態でエアーにて保圧し、所定温度まで冷却することで既設管内面に完全に密着したパイプを形成します。本技術による加熱・拡径による円形形状復元状況、更生された管の構造を下に示します。

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挿入時の状況
円形に復元させる拡径過程
拡径・冷却を完了した状況

 

加熱・拡径による円形形状復元状況
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更生された管の構造
▲EXパイプの標準荷姿

 

項 目 基準達成型・開発目標型 開発目標型
本管
(自立管)
取付管
(自立管タイプ)
本管
(二層構造管)
取付管
(二層構造管タイプ)
適用管種 鉄筋コンクリート管,陶管,鋳鉄管,鋼管,硬質塩化ビニル管 鉄筋コンクリート管,陶管,鋳鉄管,鋼管,硬質塩化ビニル管 鉄筋コンクリート管,陶管,鋳鉄管,鋼管,硬質塩化ビニル管 鉄筋コンクリート管,陶管,鋳鉄管,鋼管,硬質塩化ビニル管
対象管の管径 40m(呼び径150)
65m(呼び径200)
100m(呼び径230)
100m(呼び径250)
85m(呼び径300)
65m(呼び径350)
50m(呼び径380)
50m(呼び径400)
14m(呼び径150~200) 55m(呼び径150)
100m(呼び径200~300)
65m(呼び径350~600)
14m(呼び径100~200)
既設管の状況 本管 (1)屈曲角10°以下の継手部
(2)段差部と横ずれ25mm以下の継手部
(3)隙間50mm以下の継手部
(4)50mm以下の部分滞留水
(5)管頂部からの0.05 MPa,0.5ℓ/min以下の浸入水
(6)管頂部からの0.05 MPa,0.5ℓ/min超の浸入水を0.5ℓ/min以下に止水処理後
取付管 (1)施工延長14m以下(呼び径100~200)
(2)屈曲角45°以下の継手部が2箇所以内
(3)段差部と横ずれ20mm以下の継手部
(4)管頂部からの0.05 MPa,0.5ℓ/min以下の浸入水
(5)管頂部からの0.05 MPa,0.5ℓ/min超の浸入水を0.5ℓ/min以下に止水処理後

 

tel:045-506-1090